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この患者さんをどの様に診療するか?(米国産婦人科学会)この患者さんをどの様に診療するか?(米国産婦人科学会)

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どのように診療するか?1〜20どのように診療するか?21〜40どのように診療するか?41〜60|どのように診療するか?61〜80|どのように診療するか?81〜100
  1. 閉経後女性〜カルシウムとビタミンDサプリメント
    [症例]45才女性。1年間に40箱のタバコを吸います。悪性貧血(ビタミンB12欠乏症)があります。骨そしょう症予防に興味があり、来院しました。
    先ず、最初の話題の中心は、禁煙相談とビタミンB12治療の有効性を確認することに向けられました。この女性にとっての骨そしょう症予防目的で行う最も重要な第一選択の薬物療法は;
    (A)フッ化ナトリウム
    (B)ビタミンDとカルシウム
    (C)ビスフォスフォネート
    (D)カルチトリオール(ビタミンD3)
    (E)副甲状腺ホルモン
  2. 高齢者の運動〜体重負荷運動
    [症例]72歳女性。大腿骨のT-スコアがー2.6(T-スコアがー2.5以下は骨そしょう症です)で、骨そしょう症の診断があります。ビスフォスフォネート(商品名:フォサマック〜骨そしょう症の治療薬)を使用中です。骨折のリスクを減らすために更に何が出来るか?を相談するために受診しました。医師の助言は、体重負荷運動の主な効果は、以下の事項を増加させる事です;
    (A)大腿骨の骨折リスクを増加させる
    (B)転倒のリスク
    (C)筋肉の緊張
    (D)肥満指数(BMI)
    (E)骨量
  3. 閉経後女性のがん検診
    [症例]健康な50才女性です。定期健診で来院しました。過去3回のliquid-based cytology(LBC:液状化細胞診)は正常結果でした。
    この女性は、1年間に25箱喫煙していましたが、最近、禁煙しました。
    母親と姉妹は乳がんでした。マンモグラフィーに加えて、この女性に対する最良のスクリーニング検査は、以下のどれでしょうか?
    (A)BRCA 1とBRCA 2遺伝子突然変異スクリーニング
    (B)胸部X線撮影
    (C)結腸鏡検査
    (D)子宮頸部細胞診スクリーニング
    (E)卵巣の超音波検査
  4. 経口避妊薬の長期間連続使用
    [症例]20才の女性です。分娩1回経験しています。月経中の頭痛と月経痛を相談に来院しました。
    この女性は、エチニールエストラジオール(EE〜卵胞ホルモン)30μgの経口避妊薬(低用量の経口避妊薬)を4ヶ月間使用しています。この女性は、ホルモンの入っていない偽薬内服期間(4週間毎日飲む経口避妊薬の中の最後の1週間分にはホルモンが入っていません。この経口避妊薬を飲んでいる期間をモPill free interval〜 PFI〜モと言います。又、3週間飲んで1週間休む経口避妊薬もあります。このHFIに卵胞ホルモンが血中から無くなっていき、この期間に頭痛などの症状が出てくる事があります)の直前と月経中に頭痛が起こり、店頭で購入できる鎮痛剤では完全にはコントロール出来ないと言っています。他には何も問題はありません。
    この女性が経口避妊薬を使用していなかった時は、月経時の頭痛と下腹痛がありました。
    彼女にとって、最善の代替療法は以下のどれでしょう?
    (A)避妊用の絆創膏製剤
    (B)避妊用膣内リング
    (C)持続的(休薬期間を入れない)経口避妊薬使用
    (D)20μg卵胞ホルモンを含む経口避妊薬
    (E)レボノルゲストレル含有の子宮内避妊装置(IUD)(商品名:Mirenaミレーナ)
  5. 閉経期の心臓血管系の病気
    [症例]48歳の女性。妊娠2回分娩2回。定期健診で受診しました。月経周期が長くなり、月経量が少なくなってきました。最後の月経は6ヶ月前にありました。のぼせ(hot flush)がある以外は、何も訴えはありません。のぼせは日常活動や睡眠の妨害にはなりません。
    家族歴では、父親が59歳で大腸がんがありました。しかし、premature heart disease(全心臓発作の4−10%は45才以前の若い方に起こりますが、殆どは男性です)の家族歴はありません。この女性には内科的にも外科的にも既往歴はありませんが、産後に両側の卵管結紮術を受けた事があります。
    完全な検査で病気はありません。その他の検査では、血圧124/83 mm Hg、体重68 Kg,身長160 cmでした。BMI(肥満指数)は26.6でした。
    空腹時のLDLコレステロール139 mg/dL、HDLコレステロール45 mg/dL、中性脂肪189 mg/dLでした。血糖値は98 mg/dLでした。
    この女性の心臓発作のリスクを減らすために、最新の指針に沿った、この女性に対する最も大切な指導は下記のどれでしょうか?
    (A)少量のホルモン療法
    (B)コレステロールを下げるためのスタチン製剤
    (C)毎日低用量アスピリン内服
    (D)運動プログラムと米国心臓協会作成ダイエット開始
    (E)ビタミンE
  6. 多毛症(多のう胞性卵巣症候群)
    [症例]23歳。2−3ヶ月毎に、膣からの出血があります。中等度の体重増加があります。
    しかし、最も悩んでいる事は、上唇の上部とあごのひげが濃くなっていることです。検査では、多のう胞性卵巣症候群(PCOS)の可能性があり、多毛症を治療するために、医師は、経口避妊薬を処方しました。8ヶ月間の経過観察で、この治療方法が成功している事を示す指標は何でしょうか?
    (A)Ferriman-Gallwey score
    (B)17α-ヒドロキシプロゲステロン濃度
    (C)フリーテストステロン
    (D)デヒドロエピアンドロステロン・アセテート
    (E)ひげ剃りと脱毛間隔
  7. 排卵日の予測
    [症例]30歳。分娩歴のない女性。1年間、妊娠を希望して、性行為を行っています。何時、排卵しているのかが判りません。排卵を診断できる最も良い方法を知りたいという希望があります。排卵が迫っている事を予知できる最も信頼できる検査は
    (A)エストラディオール(E2)の増加
    (B)卵胞刺激ホルモン(FSH)の増加
    (C)黄体化ホルモン(LH)の増加
    (D)プロゲステロン(黄体ホルモン)の増加
    (E)基礎体温の上昇
  8. 最も妊娠し易い日
    [症例]25歳の妊娠歴がない女性。月経周期が不規則で、血液検査でプロゲステロン(黄体ホルモン〜排卵後に卵巣内で産生されるホルモン)を調べたところ、無排卵という既往歴があります。
    子宮卵管造影法(HSG〜子宮の形状異常の有無と卵管の通過性などを調べる検査)と精液検査は正常です。
    月経開始5日目から9日目まで、クエン酸クロミフェン(商品名:クロミッド、セロフェン)1日50mgを使用開始しました。LH(黄体化ホルモン〜排卵の引き金になるホルモン)サージ(急増)が、周期の15日目に尿検査で確認されました。
    尿検査で、LHサージを調べる場合、性交の最も適切なタイミングと最も妊娠のチャンスが高いのは
    (A) (LHサージ)当日
    (B)1日後
    (C)2日後
    (D)3日後
    (E)1週間後
  9. 黄体機能不全
    [症例]30歳。不妊治療中。LH(黄体化ホルモン)サージを抑えるために、リュープロライド(GnRH作動薬)を使って、体外受精を終えました。20個の卵母細胞が採取(採卵)され、1個の胚盤胞が移植されました。患者さんの夫は、度々旅行をし、2週間は不在です。黄体期を正常に維持するために行う、この患者さんに対する最良の治療は
    (A)経口微粒子化黄体ホルモン
    (B)黄体ホルモン膣錠
    (C)絨毛性ゴナドトロピン(hCG)注射
    (D)黄体ホルモン筋注
  10. 反復流産
    [症例]29歳女性。5回の流産歴があります。今回、家庭用妊娠診断試薬で妊娠反応が陽性になりました.今までの流産に関する検査結果は、染色体核型は夫婦共に正常、女性の子宮卵管造影検査正常、そしてホルモン検査も正常でした。余生には、以前に、抗カルジオリピン免疫グロブリンG抗体を持っている事が明らかになっています。12週間後の再検査でも、抗カルジオリピンIgGレベルは高値でした。
    医師は、低用量アスピリン81mg摂取を勧めました。次に行う最良の管理は
    (A)ヘパリン
    (B)プロゲステロン
    (C)プレドニゾン
    (D)免疫グロブリン静注
    (E)夫への単核細胞免疫処置

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  1. 反復流産(II)
    [症例]3回以上の妊娠初期流産歴のある女性で、(A)〜(E)の症例に対する最も適切な検査は何でしょう?
    (A)子宮卵管造影法(X線撮影〜HSG)
    (B)両親の染色体核型
    (C)抗リン脂質検査
    (D)甲状腺刺激ホルモン
    (E)クエン酸クロミフェン・チャレンジ・テスト
    1. 患者さんの姉妹が表現型ダウン症候群児を2回出産した
    2. 患者さんの第1回目の妊娠が、妊娠中期で重症妊娠中毒症を併発した
    3. 患者さんの最初の妊娠が妊娠24週で骨盤位分娩となった
    4. 妊娠消失が全て、43歳以降に起こった
    5. 進行する体重増加と脱毛を経験している
  2. 反復流産(III)染色体異常(1)
    [症例]夫婦共に26歳。過去に、3回連続で妊娠初期の流産を経験したために検査希望で受診しました。夫婦共に医学的既往歴や身体の検査に特別変わったことはありません。この女性の月経周期は29日で、軽度の月経痛があります。子宮卵管造影法(HSG)は正常で、甲状腺機能検査も正常です。抗リン脂質抗体は陰性です。流産の原因を診断するために行う検査で、この夫婦に最も適切な検査は;
    (A)高温期中頃のプロゲステロン検査
    (B)子宮内膜生検
    (C)男性の血清プロラクチン値
    (D)夫婦の染色体核型
    (E)夫婦共にのう胞性線維症(cystic fibrosis)検査
  3. 反復流産(IV)染色体異常(2)
    [症例]40歳の女性。最近、2回目の妊娠消失を悩み、検査に来院されました。
    この女性にも夫にも、1回も妊娠消失の家族歴はありません。
    夫婦の染色体核型は検査済みです。夫婦のそれぞれが、染色体構造異常を保有しているリスクは;
    (A)55%
    (B)45%
    (C)7%
    (D)4.8%
    (E)0.5%
  4. 甲状腺機能低下症の検査
    [症例]55歳。女性。2回妊娠、2回分娩。毎年受けている定期健診を受けました。現在は、何も症状はありません。甲状腺刺激ホルモン(TSH)検査値は、5 mU/mLで、その後の追跡検査でも、TSH値は変わらず、free T4値は正常でした。
    身体検査で、甲状腺の大きさは正常でした。この患者さんの管理で最良の次回検査は
    (A)経過観察
    (B)レボサイロキシン補充
    (C)1ヵ月後にTSH値再検
    (D)甲状腺I131核医学検査
    (E)甲状腺超音波検査
  5. 思春期女子の原因不明の子宮出血
    [症例]14歳の少女。性行為の経験はありません。高度の貧血があるため、救急部門で輸血を受けています。先週から膣出血量が非常に多かったのですが、現在は少なくなってきています。最近1年間は月経周期は順調ですが、月経量が多く、月経周期の中頃で痛みがあり、殆ど毎月あります。
    典型的には、月経期間は8日間で、「洪水の様な」出血で、1時間毎にパッドを交換しなければなりません。
    妊娠反応は陰性です。内診をしようとしましたが、不安のために内診出来ませんでした。
    次に、この患者さんの管理で行う、最も適切な方法は;
    (A)経膣超音波検査検査
    (B)子宮内膜生検
    (C)血液凝固障害を調べる検査
    (D)麻酔を行って、検査
    (E)月経カレンダー
  6. 閉経後継続的ホルモン療法中の出血
    [症例]60歳。8年間、ずっと休みなく(継続的)卵胞ホルモンー黄体ホルモンの合剤を使用しています。新たに出血があり、外来受診しました。
    経膣超音波検査で、子宮筋腫、大きなポリープ、又は附属器(卵巣と卵管など)の異常はありません。
    子宮内膜の厚さは6mmで、均一です。
    次に行う検査で最も適切なのは;
    (A)経過観察
    (B)生食水注入子宮造影
    (C)子宮内膜生検
    (D)子宮内掻爬術
    (E)子宮鏡検査
  7. 卵巣予備能の検査
    [症例]38歳。独身。出産経験なし。供給者の凍結精液で妊娠しようと強く希望しています。
    この女性の月経周期は、27日毎で、月経前症候群と月経困難症があります。
    子宮卵管造影検査は正常でした。この女性の卵巣予備脳は、クエン酸クロミフェン・チャレンジ・テストで調べられました。この女性の、月経周期3日目のFSH値は、9.5MIU/mLでした。そして、エストラディオール値は55 pg/mLでした。
    月経周期10日目のFSH値は8.0 MIU/mLでした。
    クエン酸クロミフェン(クロミッド、セロフェン)内服前に、月経周期3日目に経膣超音波検査で胞状卵胞数を調べています。その結果、左卵巣に4つ、右卵巣に2つの胞状卵胞が確認されました。
    この女性の卵巣予備能を調べるために行う、次の検査は;
    (A)月経周期21日目で血清プロゲステロン(黄体ホルモン)値
    (B)月経周期3日目で、インヒビンB値
    (C)月経周期3日目で、抗ミューレリアンホルモン(anti−mullerian horumone:AMH)値
    (D)これ以上の検査は不要
  8. メタボリック症候群
    [症例]32歳。未産婦さん。1年前に半月板損傷で膝の手術を受けた後、疲れ易く体重が増加したという問題があり相談に来ました。
    この女性は、体重が18kg増加し、現在は、95.3kgあります。身長は、157cmで、BMI(肥満指数)は38.4です。
    腹囲は109cmです。月経周期は28−30日間隔で、月経量は中等度です。前腕、頬、顎、甲状腺の部分が多毛です。上唇、頬に色素沈着が著明で、褐色班に一致します。そして、えり首にビロード状の濃い色素沈着があります。
    空腹時血糖値108 mg/dL、総コレステロ−ル値は270 mg/dLです。
    血圧は、135/90 mmHgです。
    この女性に最も可能性が高い診断名は;
    (A)遅発型副腎過形成
    (B)多のう胞性卵巣症候群
    (C)メタボリック症候群
    (D)クッシング症候群
    (E)橋本甲状腺炎
  9. 経口避妊薬と体重増加
    [症例]19歳。避妊方法の相談に来院しました。複数の性交相手と活発に性行為をしています。この女性は体重過剰でもっと体重が増加するのを心配しています。ダイエットを変えたり、運動する事で体重を減らすために一生懸命に働いてきました。コンドーム使用の他に、この女性に最も適切な避妊方法は;
    (A)酢酸メドロキシプロゲステロン(MPA〜商品名プロベラ)デポー
    (B)殺精子剤
    (C)プロゲスチン(合成黄体ホルモン)単独経口避妊薬
    (D)卵胞ホルモンー合成黄体ホルモン配合経口避妊薬(一般に使用されている経口避妊薬)
  10. 帝王切開後の経膣分娩不成功のリスク
    [症例]33歳。3回妊娠2回出産。妊娠32週に受診しました。最初の妊娠は、分娩進行停止のために子宮下部横切開で帝王切開でした。内診所見は、Bishopスコアが4点未満です。2回目の子供は自然経膣分娩で3,800gでした。
    帝王切開後経膣分娩(VBAC)で、最も成功率が高くなる可能性と関連があるのは;
    (A)硬膜外麻酔
    (B)前回VBAC成功
    (C)陣痛誘発
    (D)Bishopスコア4点未満
    (E)母体年令35歳以下
どのように診療するか?1〜20どのように診療するか?21〜40どのように診療するか?41〜60|どのように診療するか?61〜80|どのように診療するか?81〜100
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